長男は、赤ちゃんの頃とっても手がかかるタイプでした。
(今もだけど。笑)
そして私は、初めての育児でわからないことだらけ。
「ま、いっか」が思えなくて、
いつもどこかピリピリしていて。
『早く大きくなればいいのに。
そうしたら、きっと楽になるのに』
何度も何度も、そう思っていました。
やがて長女が生まれて、慌ただしさは倍増。
2歳差だけど学年で言えば年子。
長女が生まれてから、長男が3歳で幼稚園に入園するまでの時期は、
正直、あまり記憶がありません。
それくらい毎日が必死でした。
きっとあの頃も、
「早く大きくならないかな」って思っていたと思います。
そして今、三人兄弟。
あの頃よりは少し余裕がある。
でも、慌ただしい毎日に変わりはありません。
上の子たちが学校や幼稚園であった出来事を話してくれているのに、
私は料理を優先したり、
片付けを優先したり。
返事がどこか適当になってしまったり、
「ちょっと待ってね」と言ってしまったり。
子どもって、そういうの、ちゃんと感じ取るんですよね。
少し納得いかなさそうな顔をして、
その場からすっと離れていく。
そのときは忙しさに流されてしまうけれど、
夜になって思い出すんです。
『手を止めて、ちゃんと向き合って聞けばよかったな』って。
あとから声をかけても、
今度は子どものほうが何かに集中していたり、
話そうとしていたことを忘れてしまっていたり。
あの時間は、もう戻らない。
考えてみたら、
その時間って、長くても数分なんですよね。
一緒に遊んでほしい、なら難しいときもある。
でも、話を聞くことなら、
一度手を止めてもよかった。
また再開すればよかった。
頭ではわかっているのに、
つい今やっている作業を優先してしまう。
毎日慌ただしく過ごしているママなら、
きっとあるある。
もちろん、本当に手が離せないときもある。
でも。
子どもが「今」話してくれる出来事は、
本当にこの瞬間だけなんですよね。
だから私は、
毎回は無理でも、
気づいたときは「ここまで終わったら止める」と決めたり、
ときには
「また後でやればいっか」と、作業を一旦放置するようにしています。
子どもって、本当にあっという間に大きくなりますよね。
次男に「抱っこ!」とせがまれて、
重たいなぁと思う日もある。
なんなら5歳の長女も、いまだに家では抱っこって言います。笑
長男は今、学校の話をたくさんしてくれるけれど、
あと数年したら、
こんなふうに話してくれなくなる日が来るのかな、と考えることもあります。
赤ちゃんの頃、
『早く大きくなればいいのに』
そう思っていたけれど、
今になって思うんです。
あの時間は、
かけがえのない、一生戻ってこない時間だったんだと。
そしてきっと、
今この瞬間も、同じ。
完璧にはできない。
全部は止められない。
でも、気づけたときだけでもいい。
今この瞬間を、
ちゃんと大事にしていきたいと思います。

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